酒蔵開放 2025について

2000年から始まった成龍酒造の蔵開き。今年で26年目を迎えます。
開催当初より今も変わらず、「日本酒と地域の”魅力”を発信する」事が最大の目標のイベントです。住んでいると気づかない故郷の魅力や、普段接していると見過ごす日本酒の魅力、そんな日頃の当たり前を私たち自身見つめ直し、ご来蔵頂く皆様とともに分かち合おう、という趣旨の地域の小さなお祭りです。

開催当初は数十人だったお客様も、長々とイベント継続する事で、昨年はなんと人口3,000人の私たちの住む西条市周布地区に、1800人もの多くの方がご来場くださいました。
これまでずっと1日開催という形でやってまいりましたが、ご来場いただく皆様がもっと「ゆったり」とお過ごしできるように、今年は26年目にして初めて2日間開催という新たな試みを行います。ご出店いただく地域のレストランさんや駐車場をお貸しくださる周布小学校様やJA様、そして運営サポートくださるボランティアスタッフの皆様など、みなさま快くご理解いただき、こうして開催できる事をとてもありがたく思います。
いつも新酒は約10種類をずらりと並べ、圧巻の光景です。大吟醸生酒や袋搾り酒、試験醸造酒なども交え希少性の高いお酒も試飲可能(有料)です。中には当日限りのお酒もありますが、何より実際にお酒造りに携わっている杜氏や蔵人と会話しながら楽しむお酒から、私たちの想いも一緒にお届けできれば幸いです。

食に関しては地域の老舗レストランさんや本格フレンチなど、日本酒とのペアリングを気軽にお試しできるのも好評です。愛媛らしい”しまなみ鯛出汁ラーメン”はお子様にも大人気。遠くは東京からもご出店の飲食店さんもあり、日本酒に合う逸品を皆様にお届けしてくださいます。

蔵女将の作る素朴な酒粕漬や、昨年から動き出した酒粕味噌も今年引き続き登場予定。あと好評酒まんじゅうは、次世代にしっかり残していきたいという事で、レシピを受け継いでもらい今年から創業江戸時代、150年の老舗和菓子店「星加のゆべし」さんの手によって、さらに進化してリニューアル登場。これはかなり楽しみ、必見です。

蔵開きの今年の詳細や目玉、最新情報などは今後随時ホームページやSNSで発信してまいりますので、引き続き続報をお楽しみに。今年のテーマは冒頭申し上げた通り「魅力の発信」ですが、もう1点「のんびり、ゆったり」としていただけるよう、スタッフ皆でこれから準備してまいります。ご来場くださる全ての皆様に、私たちの愛すべき故郷を広く知っていただければ嬉しくおもいます。
