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おすすめ酒/冷酒&燗酒 二刀流

ブログ 2024.10.29

気温が一気に下がってきました。こう涼しくなると自ずと”お燗酒”が恋しくなりますね。温かいお料理と温かいお酒でほっこり癒しのひと時。とても幸せな時間です。

お燗酒の楽しみ方は人それぞれ色々あると思いますが、個人的に燗酒に合う”うつわ”を旅先での出会いや、または各地で知り合った作家さんを通じて収集するのも好きです。2つとして同じものはないと言うくらい、うつわの世界は面白いです。

同じお酒でも、こうしてうつわ変われば表情が、ガラッと変わります。

うつわや温度帯で、楽しみ方や味わいが変わる日本酒の世界は、本当に奥深く面白い世界です。皆様もぜひ色々お試しいただければと思います。

さて、そんなお燗酒ですがどんなお酒が向いているのか、お問い合わせも多くなってきました。ぜひご不明な点は最寄り特約酒販店様や酒蔵SHOPなどでお気軽にご相談ください。私たち蔵スタッフおすすめの冷酒燗酒どちらも楽しめる二刀流酒、ご紹介いたします。

⚫︎純米MASHIRO (お米:非公開)

織田(おりた)杜氏オススメ燗酒。冷酒だけでなく常温でもスイスイ飲めるお酒です。現在出荷BYは、低温貯蔵R4BY品ということもあって、余計にまったりスムーズに楽しめます。原酒でアルコール15%と旨みたっぷり、軽めのお酒なので、燗酒初心者の方もぜひお試し頂きたい1本です。40℃〜45℃あたりのぬる燗がベスト。

⚫︎味口本醸造 青ラベル(お米:非公開)

蔵次男オススメ燗の1つ。濃醇でキレのあるお酒目指して生まれた青ラベルは、主に魚介類との相性に優れています。瀬戸内海をイメージした青ラベルにそそられるように、思わず魚料理を見ると飲みたくなるお酒です。冷酒でキリッと、お燗酒にすると表情がより穏やかに変身。少々熱めの50℃〜55℃あたりがベスト。

⚫︎純米赤ラベル(お米:松山三井)

蔵長男オススメ燗の1本。発売以来、冷酒のみならずお燗酒としての人気も高い1本です。元々のアルコール度数も低めのお酒なので、ライトにほっこり優しくお楽しみできるお酒です。「お燗酒としておすすめです」、という意味合いもも込めての赤ラベル。冷酒でスッキリ、燗酒でほっこり、万能酒。50℃〜55℃あたりがベスト。

まだまだ燗酒向きの酒あります。下記ご参照ください。

⚫︎辛口純米 ナイン9(お米:しずく媛)

ブランド唯一の辛口表記のお酒です。1本芯の通った味わいでキリッとしていて旨みもあり、純米赤ラベルよりしっかりしたイメージのお酒です。コストパフォーマンスに優れ、気長に気軽に楽しめる晩酌酒。55℃前後で身も心もポカポカに。

⚫︎御代栄 朱(お米:松山三井)

愛媛県内限定のお酒です。2023年からブランドリニューアルし、普通酒から本醸造にグレードアップ。よりスッキリとしたクリアな飲み口ながら、味わいや旨みも広がる万能酒。蔵地元の飲食店様も多数お取り扱いいただき、寒い秋冬はこのお酒のお燗酒がポピュラーです。55℃前後おすすめ。

まだまだ他にもたくさんおすすめはございますが、ぜひ馴染みの飲食店様やご家庭で、燗酒の世界に足を踏み入れてみてください。昔から燗酒は「内から入るお風呂」とも言われています。凍えた体にゆっくり温かいお酒を入れていただき、1日の疲れをゆっくりと癒して、また明日への活力や英気を養ってください。

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