US酒旅記

先日、アメリカ西海岸ロサンゼルスとシアトルへ。

気温20℃を超える夏のような明るいLA、日本と同じように四季がありこの時期雨が多い、気温10℃を下回るシアトル。同じ西海岸といえどもまったく異なる2つの都市での酒旅は、大変学び多きものでした。

さて成龍酒造のお酒が太平洋を超え、アメリカに渡り約30年が経ちました。昔も今もこうして、小蔵のお酒を大切に扱って下さる異国の地の皆様には”感謝の気持ち”でいっぱです。ありがとうございます。久々の再会、新たな出会い、たくさん頂き、心より感謝申し上げます。

昔に比べると、情報も流通も格段に進化し、世界が一気に近づきました。

便利になった反面、様々なモノやコトが変化していくスピードも、さらに加速していく毎日です。そんな時代の変化に適応し、変わらずにいる事と変わっていかなければいけない事、様々な角度から私たちも成長し続けていかねばと、強く感じられた旅でした。

愛すべき故郷の愛媛の米、水、人で醸したお酒たちが、国内外多くの方にお楽しみいただけている現状に、ご愛飲いただくお客様だけでなく、流通・物流を手掛けて下さる方々に厚く御礼申し上げます。

2024年の酒旅もひとまず終了です。これから2025年春までは蔵にこもり、良き酒を醸す努力をしてまいります。引き続き、叱咤激励のほど、よろしくお願い申し上げます。